当研究室修了時にアンケートを取っています.研究室選びの参考にしてみて下さい.

どのようなモチベーションで当研究室を志望しましたか?

バイオミメティクスとロボット関連の研究を自分の選んだテーマで自由に研究できる点。

大学3年次まで授業やその課題を熱心に取り組まずそれなりにこなしてきた私は、身にもなっていない中途半端な生活を送っていました。授業が分かりやすくて情報収集能力と新しいことに対する行動力があるストイックな梅舘先生の下で研究活動を行うことで、大学生活を充実させたり、自身の能力アップができると思い志望しました。 繊維学部の機械ロボット学科に入った安直な理由が繊維質なロボットについて勉強や研究ができると思ったからであり、興味があったバイオミメティクスの研究に近かったソフトロボットの研究に近かった梅舘研究室を志望しました。

研究室の環境が整っていて、自分が実現したいことを実現できると感じた。

研究テーマ設定時,その研究テーマに関する期待と不安を教えて下さい.

一から研究を立ち上げられる点を期待していた。レッドオーシャンな分野なので新規性のある研究が出来るかどうかが不安だった。

同期に比べて研究テーマの決定が遅かった私は、当時焦ってはいましたが、研究テーマが具体的になるに連れて、やりがいを感じました。 具体的にやりたいテーマがあったわけでもないし、決め方もあまりわからない状態でしたが、漠然としたやりたいことから先生のアドバイスを受けながら決まっていきました。

研究は正解がないものなので、この研究テーマで突き進んで本当に成果が挙げられるのか心配だった。しかし、正解がないからこそ、それを見つけ出すことに没頭できていた。

当研究室に入る前と,入った後での印象の違いを教えて下さい.

先生のサポートが手厚く、コアタイムがないのでかなり自由に研究の時間を設定可能であり、自身のペースで研究を進められた。

先生が非常によく面倒を見てくれるという印象と、研究テーマがかなり違っていても、先輩、後輩、同期とのつながりが強くなる研究室の印象を受けました。あと、私は同期に恵まれていたと実感しています。 信州大学で一番多くの3Dプリンタを触れる!と思う。

違いは特に感じなかった。研究室の印象はのちに加入した自分たちの印象で決定されるものだと思う。

当研究室で身につけられたことを教えて下さい.また,その能力や技能は,就職活動で役立ちましたか?

パラグラフライティングやスライド作成を通して、理路整然と自分の意見を主張出来るようになったこと。シミュレータ、実機の作成を一から行ったことで総合的な工学の知識を培い、研究設計が出来るようになったこと。これらは就職活動のみならず普段の生活でも役に立っている。

"考えること"と"情報を収集すること"の大切さを知り、これらの能力が向上したと思います。 就職活動は『話せること』が重要なので、この研究室で1から立ち上げた研究とその経験と成果はとても良い武器になると思います。
・3DCADによる設計
・3Dプリンタ造形技術
・パワポなどの資料の作り方
・論文などの伝える資料の作り方(パラグラフライティング)

身についた力としては、タスクを完了させるまでの計画力・文章作成力・CAD・プレゼン能力。特にプレゼン能力の一部である伝える力と客観的に見る力は就職活動でも活かされた。また、プレゼンするということは成果を対外的に発表していることでもあるので、そのエピソードも就職活動で活かせた。

その他に,3年間振り返って当研究室に入ってよかったと思ったことはありますか?

自分で研究を進める過程で自ずと試行錯誤を繰り返し知識がつくので、学会発表などで同世代の学生と差別化出来ていると感じた時、自身の成長を感じられた。また3Dプリンタを自由に使えたので、研究のみならず趣味のものも作ることが出来た点。

学外の発表に対してとても積極的に支援してくれるため、大変ではあるが成果も得ることができ、自信がつきます。学外発表では、交通費、宿泊費などを負担してくれました。

一番良かったことは、査読付きの国際学会に発表を行えたこと。学会というもの自体学生でなければ体験できない上に(研究員になる人は別だが)、海外コミュニティに参加すること自体も初めてだったため、ダブルで大きな影響を受けた。国際学会を経験しておけば卒業発表も就職面接も何も怖くない。

これから当研究室を希望する後輩に一言

自分のやりたいことに一生懸命取り組んで楽しんでください!

研究者としての能力はとても身に付くと思います。先生にしごかれてみてください。

迷ったらGO