研究を通じた社会貢献

私たちは感覚計測工学を通じて、人が繊維製品群(衣服、寝具、自動車シート等)を使用した時の様々な印象(着心地、寝心地、座り心地等)を数値化する方法を研究しています。

 これを工業製品設計のための感性計測・評価技術として活用するために、オリジナル試験機の開発も行っています。これらのオリジナル試験機を使って、多くのメーカーと連携して新製品を開発してきました。

 同時に、オリジナル試験機を社会の標準化技術にすることを目指し、JISやISOの標準化の活動にも取り組んでいます。

これからも、付加価値の高い繊維製品群を生み出す仕組みを提案し、ものづくりの現場と消費者の生活にイノベーションを与え続けることに挑戦していきます。

国際標準化に向けたK-Lab.の挑戦

(信州のファーストペンギンより(2022年撮影))

大学教育の役割

 大学生にとって、自分の将来に夢や希望を叶えるために自身の成長を実感できる学習環境と教育プログラムがを選択することが重要です。

 2003年の研究室創設以降、K-Lab.では、いち早く課題解決型学習(Project Based Learning)の重要さと効果の高さに注目して取り組みを開始し、今日までに多くの教育事例を積み重ねてきました。この教育に触れた人材が、現在様々な分野で活躍しています。

 将来を描ける視野を持ちたい、学生のうちに自分が社会に通用するのか試してみたい、自分の興味を広げたい、こんな仕事をしてみたい、そんな前向きさを実感に変えるために、K-Lab.では多様な教育プログラムを提供し、学生のみなさんの挑戦を支援します。

K-Labに関心のある学生(生徒)さんへのメッセージ

(2021年撮影))