鉛筆で書いた部分を好きな色に着色
鉛筆で紙に書いた黒い部分をプラズマ照射するだけで様々な色にできることを発見しました. モルフォ蝶などの昆虫の発色の仕組みでもある構造色を利用した手法です. この方法により有害な色素や顔料を用いずに色を付けることができます. また, 色をつけたあとも消しゴムで消すことが可能です. この方法はこれまでにない環境にフレンドリーな着色技術です.
Hiroshi Moriwaki, Tomoya Kamine;“Plasma-Structural Coloring” of Penciling on a Paper, ACS Appl. Mater. Inter., 2023, 15(3), 4781-4788.
本研究はEurekAlert!に紹介されました. (20230202)